交通事故で不眠に!原因は自律神経にあり?【東小金井駅前整骨院】

投稿日: #健康コラム

交通事故に遭遇後、不眠になってしまうケースは少なくありません。事故時に負った怪我や衝撃により、自律神経が傷ついている可能性もあります。もし目に見える外傷がなくても、神経が傷ついている場合は大いにあります。傷が神経に付いてしまうと、これにより様々な症状が起こり得ます。不眠も、そうした症状の一つになります。

交通事故では生じた傷は、骨などであればレントゲンで見れるのですが、神経や筋肉は傷付いていてもレントゲンでは見ることができません。そのため、なかなか原因の特定が難しくなります。もしも事故後で急に眠れなくなった場合は、目に見えない傷を原因として疑ってもいいかもしれません。

このようなケースでは、主治医と相談しつつ回復訓練を行うことになります。神経や筋肉が傷に対して明確な治療方法が判明しているわけではありませんので、『回復を待つ』という治療が選択されることが多くなります。大半の治療は回復を待つものですが、神経や筋肉は身体の内部ですのでメスで身体を開いて傷の処置をする必要が生じます。重傷でないのであれば基本安静にし、自然治癒を待つしかありません。

交通事故は急に大きな衝撃が加わるため、例えわずかな力であっても身体には大きな負担となり得ます。外見上では見える傷がないケースでも、身体の内部では大きな負荷がかかっています。その負荷が身体の不調を引き起こす引き金になることは、決して珍しいことではありません。痛みや痺れといったもの以外にも、不眠のような分かりづらい不調で出てくるケースもあります。事故による衝撃で筋緊張が起こると交感神経が優位になり、入眠困難や眠りが浅いなどの症状に悩まされやすくなります。交通事故に遭遇した時にはあらゆる可能性を考えた上で、慎重に自分の身体への対処を考えましょう。