交通事故で生じたむち打ち、後遺症にしないためには【東小金井駅前整骨院】

投稿日: #健康コラム

自動車に乗っている時に後ろから衝突された場合、あまりにも衝撃が強ければ命にかかわります。ですが、そのような重体になることはなくともむち打ちになる危険性があります。頚は重たく重要な脳の入っている頭を支えているため、それなりに頑丈に作られています。ですが、交通事故の場合は機械的な力が加わるため、頚は常にない大きな衝撃に晒されることことになります。むち打ちになってしまうのは、そういった外力によるものなのです。

むち打ちになった場合、病院で診断を受ける必要があります。もし、その症状が数週間程度で完治するのであれば、さほど問題はありません。しかし、時間が経てば治るだろうと放って置くと、後遺症になってしまう可能性があります。後遺症とは、一時的なものではなく、一生続く痛みやつらさといった症状のことを意味します。痛みがあるといっても常にあるのではなく、気温でしびれや違和感を生じるような状態です。ですが、重症であれば自律神経にまで問題が生じ、少しの気温の変化で痛みが起こることもあります。
このようにむち打ちが後遺症になった場合、後遺障害の慰謝料請求ができます。後遺障害では等級があり、1~14級まで存在しています。実際むち打ちでの後遺症で適用される可能性があるのは、11~14級あたりだと考えられます。損害賠償額はさほど大きくはありません。ですが、後遺障害と認定された場合には100万円以上の請求もできます。

このようなむち打ちによる後遺症の予防としては、普段から頚の筋肉を鍛えておくことが重要です。勿論、頚の筋肉を鍛えればむち打ちを完全に防げるというわけではありません。しかし、少しでも生じた痛みを和らげることが期待できるでしょう。
頚を鍛えるには、基本的にはブリッジなどの頚に負担がかかるような姿勢を取れば筋肉を太くすることが可能です。できる限り負荷をかけた方が良いのですが、逆に関節痛が起こらないよう気を付けなければなりません。あくまでも無理のない範囲で行いましょう。ストレートネックや頚肩こりなど、頚や周囲に何かしらお悩みがある場合は特に気を付けるようにしてください。